『エクソシスト』メリン神父役のマックス・フォン・シドー、90歳で死去
日曜日(現地時間)、『エクソシスト』、『エクソシスト2』のメリン神父役で知られるスウェーデン出身の名優、マックス・フォン・シドーが亡くなった。享年90。「AP通信」などが報じた。
エージェントのジーン・ダイアモンド氏が、「胸が張り裂けそうな、果てしない悲しみ。マックス・フォン・シドーがこの世を去ったことをお伝えするのは、とてもつらいことです」とマックスの死を報告した。
1929年4月10日、スウェーデンに生まれたマックスは、1949年に同国の『母というだけ』で俳優デビュー。以降、近年まで160以上の作品に出演してきた。若い頃は、母国でよく舞台に立ったり、20世紀最大の巨匠の1人といわれるイングマール・ベルイマン監督作に多く出演。
1973年に『エクソシスト』でメリン神父役を演じ、一躍有名に。『ペレ』(1987)でアカデミー主演男優賞に、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
最近では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にロー・サン・テッカ役として、「ゲーム・オブ・スローンズ」で三つ目の鴉役として出演していた。
他出演作品は『ラッシュアワー3』、「THE TUDORS~背徳の王冠~」、『シャッター アイランド』など。
(Hiromi Kaku)
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