2020年5月8日 18:00
若き巨匠による名曲の誕生秘話描く『剣の舞 我が心の旋律』7月公開
若き巨匠がひと晩で書き上げた名曲の誕生秘話を描いた『Sabre Dance』(英題)が邦題を『剣の舞我が心の旋律』として公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。
■ストーリー
第二次世界大戦下のソ連。迫り来る戦火から逃れるため、レニングラード国立オペラ・バレエ劇団はモロトフに疎開していた。寒さと食糧不足に悩まされながら、団員たちはまもなく初演となるバレエ「ガイーヌ」の練習を続けている。劇団の音楽を担当する作曲家アラム・ハチャトゥリアンは振付家のニーナから連日のように変更が伝えられ、修正に追われていた。重圧に苦しむアラムは、入院騒ぎを起こしてしまうが、親友の作曲家ショスタコーヴィチらとの音楽談義に癒され、作曲家としての矜持を強くする。
初演が迫ったある日、文化省の役人プシュコフは完成した「ガイーヌ」の結末を変更した上に、最終幕に士気高揚する踊りを追加せよと命じる。
団員の誰もが不可能と訴えるが、アラムは作曲家人生を懸けて理不尽な挑発に立ち向かう…。
■名曲「剣の舞」の誕生に隠された愛と友情の真実の物語
「仮面舞踏会」など数々の名曲を残したクラシック界の巨匠アラム・ハチャトゥリアン。