
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、『スノーデン』以来4年ぶりに銀幕に帰ってきた。ここ数年、テレビドラマへの出演や『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』に声のみでカメオ出演することはあったものの、映画でその姿を見ることがなかったジョセフ。その理由は2015年と2017年に誕生した2人の息子のためだったという。
「復帰第一弾では、クリエイティヴな挑戦に集中したかった。『復帰後にキャリアを築くにはどうするべきか』なんていうことは考えずに。映画の芸術性にフォーカスしたかったし、それができるから俳優という仕事が好きなんだ」。
そう語るジョセフが映画復帰作に選んだのは、テロリストにハイジャックされてしまう飛行機の副操縦士を演じる『7500』。パトリック・ヴォルラス監督作で、上映時間92分のほとんどが、ジョセフ演じるトバイアス・エリスが閉じ込められることになるコックピットで展開するという作品だ。製作に関してはアドリブの要素も多く、「すごく張り詰めていたね。だって、極限の物語だから。でも、本当にやりがいのある仕事だった」と満足げに語った。
『7500』は現在Amazon Prime Videoで配信中。
(Hiromi Kaku)
南果歩&テラハ出身・木佐貫まやら、フィリピンの名匠最新作『義足のボクサー』に出演