新しい音楽鑑賞の形を…“三大テノール”30周年記念ドキュメンタリー公開
2020年は、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスという3人のオペラ歌手が、“三大テノール”として活躍を始めて30年の節目となる記念すべき年。この度、彼らのドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』が日本でも公開されることが決定した。
1990年イタリア、ワールドカップ・サッカーの前夜祭として開催されたローマ、カラカラ浴場の伝説のコンサートから始まった3人の活躍は、2007年のパヴァロッティが他界するまで“三大テノール”として全ての音楽ファンを魅了し続けた。
今回の映画では、その17年間に及ぶ活躍の軌跡の中、これまで公開されることのなったバックステージの映像などを凝縮。
白血病を乗り越えたホセ・カレーラスの復活とともに、ワールド・カップ開催を祝うため奇跡のコンサートを敢行。1994年アメリカ、ロサンゼルスドジャースタジアムのバックステージの映像は、彼らが歌うことや生きることをどれだけ楽しんでいたのかが伝わるだろう。
ライブのコンサートなどの開催が厳しい昨今、映画館で新しい音楽鑑賞の形として、彼らの永遠の歌声を最上の音響環境で堪能することができる。