2020年12月20日 12:30
階層を貫く“穴”…「縦」空間のシチュエーションスリラー『プラットフォーム』予告編
トロント国際映画祭でもユニークな作品が集まる「ミッドナイトマッドネス部門」で観客賞を受賞するなど注目を集めた映画『THE PLATFORM』が、邦題『プラットフォーム』として2021年1月29日(金)より日本公開決定。併せて、階層に分かれた“穴”のあいた建物を映した予告映像&日本版アートワークが解禁された。
スペインの新鋭、ガルダー・ガステル=ウルティアの長編初監督作品となる今作は、トロント国際映画祭「ミッドナイトマッドネス部門」での観客賞受賞をはじめ、クセの強い作品揃いのシッチェス・カタロニア映画祭でも最優秀作品賞を含む4部門での受賞を成し遂げた怪作。
予告映像からも読み取れるように、舞台となるのは、永遠にも思えるほどの「縦」の閉鎖空間。そこでのルールは次の3つ。
【ルール1】 1か月ごとに階層が入れ変わる
【ルール2】 何でも1つだけ建物内に持ち込める
【ルール3】 食事が摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ
階層に分かれた“穴”のあいた建物、各階層には2人だけ…。なぜ、主人公ゴレンは“そこ”にいたのか!?彼は生きて脱出できるのか!?極限状態で生活を制限された者たちがとる行動を通して、様々な社会問題を見事に描き出す。