2021年3月20日 10:00
『ミナリ』ユン・ヨジュン、“おばあちゃん”の役作り明かす「誰でも記憶がある」
第93回アカデミー賞にて作品賞、監督賞ほか6部門にノミネートされた『ミナリ』。本作で祖母・スンジャ役を演じ、韓国人女優として初の助演女優賞にノミネートされ歴史的快挙を達成したユン・ヨジョンから貴重なインタビュー映像が到着した。
今回解禁されたのは、ユン・ヨジョンがスンジャというキャラクターをどう作り上げたのか、また、役作りのヒントとなった"ひいおばあちゃん"との想い出を英語で語ったインタビュー映像。
リー・アイザック・チョン監督自身を投影した孫のデビッドにとって、“おばあちゃんらしくないおばあちゃん”を演じるにあたり、監督に彼の祖母を真似るべきか、質問していたユン・ヨジョン。しかし監督から、「真似しなくていいと言ってくれた。私の思うとおり演じてくれと自由にやらせてくれた」と言われたことを明かし、自身が演じたキャラクターを「監督と私が作り上げた人物」と語る。
彼女が演じたスンジャは、アラン・キム演じる孫のデビッドを可愛がるも、“本当のおばあちゃんじゃない”と言われ、最初は距離を置かれてしまうという役どころ。そんなデビッドとの関係性について聞かれると、「誰でも同じように祖母の記憶があるわよね」