クエンティン・タランティーノ、“あと1本”で監督業引退へ「持っているもの出し尽くした」
近い将来に監督業から引退することを以前から匂わせてきたクエンティン・タランティーノが、再び引退について言及した。
25日(現地時間)、タランティーノ監督は小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のプロモーション活動のために「Real Time With Bill Maher」に出演。あと1本、映画を撮り終えたら監督業を引退すると認め、司会のビル・マーに「辞めるには早すぎるし、今が絶頂期なのに!」と惜しがられた。
「30年働き、多くの映画を作ってきました。ほかの人ほどは多くはないけれど、長いキャリアとは言えます。本当に長いキャリアです。持っているものは出し尽くしました。一人の人間から出せる、ありとあらゆるものをです」と監督としての達成感について語っている。
タランティーノ監督は、『ダーティハリー』のドン・シーゲル監督を例に挙げ、「1979年の『アルカトラズからの脱出』で引退すれば、『最後の作品の素晴らしさよ!最高の出来だ』となったのに、あと2本を撮って長引かせました」と説明。引き際を大切にしたいことをうかがわせた。
引退前の“最後の1本”には、自身の作品『レザボア・ドッグス』のリメイク版を…と考えたこともあるというが、「やりませんよ、インターネットのみなさん!」と断りを入れて会場を笑わせた。タランティーノ監督作品としては、『レザボア・ドッグス』のほか、『キル・ビル』第3弾や『ジャンゴ 繋がれざる者』の続編が企画中であると報じられたことがある。果たして“最後の1本”は完全な新作なのか、これまでの作品とつながりがあるものなのか。監督は明言していない。
※映像の翻訳内容に一部誤りがあり、6月29日に追記修正を加えました。
(Hiromi Kaku)
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