くらし情報『妻夫木聡「何かを感じていただけたら」終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」』

2021年8月8日 11:00

妻夫木聡「何かを感じていただけたら」終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」

Photo by cinemacafe.net

妻夫木聡が医学部の助教授、蒼井優がその妻を演じる終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」が、8月13日(金)放送。この度、放送に先駆けて、妻夫木さんからコメントが到着した。

本作は、熊野以素による「九州大学生体解剖事件 70年目の真実」を原案に、太平洋戦争末期に行われた生体解剖の実話を基にしたドラマを描く、人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス。

放送を控え、捕虜の実験手術に関わる西部帝国大学医学部助教授・鳥居太一役の妻夫木さんは「罪とは何か。太一が犯したこと自体は罪だが、何が本当の意味でいけなかったのか。死刑に処されるべきなのか。彼の心の内を想像し、その答えを探す日々でした」と撮影をふり返り、役を演じる上で様々な葛藤もあったという。

さらに「戦時下の出来事を “しかたなかった” のことばで片付けては、すべてが過去になってしまいます。
しかし、本人たちにとっては死ぬまで変わらない現実だったのではないかと思います」と言い、「だからこそ、私たちはその思いを受け継ぎ、この先も未来永劫、伝えていく必要があります。皆さんにも『一度きりの人生、もっと出来ることがあるのではないか』『私はこんな人間になりたい』など、このドラマから少しでも何かを感じていただけたらうれしいです」

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