2021年8月26日 18:30
イタリア発『ほんとうのピノッキオ』11月公開へ!イメージを覆す残酷なダークファンタジー
『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニとイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が組んだ、映画『ほんとうのピノッキオ』(原題:『PINOCCHIO』)が日本公開決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。
100年以上にわたって世界中で読み継がれるイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」。一般的には往年のディズニー・アニメーションが広く親しまれ、ギレルモ・デル・トロによるストップモーション・アニメーション、ロバート・ゼメキスによる実写版といった新作も製作進行中だ。しかし、誰もが思い浮かべるのは“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は、行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”だということを――。
そんな原作の世界観を、『五日物語 3つの王国と3人の女』『ドッグマン』などのマッテオ・ガローネ監督が美しくも残酷に実写映画化。父親ジェペット(ロベルト・ベニーニ)の家を飛び出し、おとぎの森の奥深くへと誘われたピノッキオ(フェデリコ・エラピ)が、数々の世にも奇妙な生き物に遭遇しながら、奇想天外な冒険を繰り広げる。