くらし情報『豊川悦司&安藤政信が義兄弟、阪本順治監督が“究極の孤独”描く問題作『弟とアンドロイドと僕』公開』

2021年9月27日 12:00

豊川悦司&安藤政信が義兄弟、阪本順治監督が“究極の孤独”描く問題作『弟とアンドロイドと僕』公開

Photo by cinemacafe.net


豊川悦司主演、阪本順治監督が自身の内面にとことん向き合った完全オリジナル脚本の最新作『弟とアンドロイドと僕』の公開が決定した。

桐生薫は、孤独なロボット工学者。子どもの頃からずっと、自分が存在している実感を抱けないまま生きてきた。そんな不安を打ち消すため、いまは誰も訪れない古い洋館で「もう一人の“僕”」として、自分そっくりのアンドロイド開発に没頭していた。そんなある日、ずっと会っていなかった腹違いの弟が訪ねてきた。寝たきりの父親。駅で出会った謎の少女。様々な人々が交錯する中、桐生ともう一人の“僕”の間には“ある計画”があった――。


阪本監督が「これを撮らなければ自分は先に進めない」という覚悟で取り組んだ本作は、“究極の孤独”を描いた、理性と価値観が崩壊する禁断の問題作。

初期の頃から阪本監督と多くタッグを組んできた豊川さんが演じるのは、主人公の孤独なロボット工学者・桐生薫。阪本監督は、脚本執筆前から主演に豊川さんをイメージし、ルックスや空気感も含め、役者としての持ち味を生かしつつ特異なキャラクターを創造した。

「撮影は2年前になりますが、この時代にこの物語が受け入れてもらえるかどうか、正直不安がありました」

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