2021年10月22日 17:00
何かがおかしい?『アンテベラム』意味深なモチーフが散らばる本編映像
『ゲット・アウト』『アス』のプロデューサーが放つジャネール・モネイ主演のパラドックス・スリラー『アンテベラム』より、どこか違和感が漂う不穏な本編映像が解禁となった。
この度解禁されたのは、公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカ(ジャネール・モネイ)が、滞在しているホテルのフロントで友人と再会し会話を交わした後、白人女性のフロント係にレストランの予約をお願いするというもの。ありふれた日常のワンシーンのはずなのだが、何かがおかしい。この違和感は『ゲット・アウト』や『アス』で感じたそれに近しい。しかも各ショットやセリフには本作のパラドックスをひも解くヒントが散りばめられているようで…?
仕事で訪れたニューオーリンズで滞在しているホテルの部屋を出ようとしたとき、ヴェロニカはボーイから花束を受け取る。その花束には送り主の名前に「X」と記されているだけで、「帰郷を待っています」という謎のメッセージが添えられていた。「X」とは一体誰なのか?そして、帰郷とはどういう意味なのか?
そんな彼女が宿泊している部屋の名前は、第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンの名前が冠された 「JEFFERSON SUITE」。