くらし情報『誰が真の“所有者”なのか?衝撃シーンの連続『ポゼッサー』狂気に満ちた本予告』

2022年2月18日 20:00

誰が真の“所有者”なのか?衝撃シーンの連続『ポゼッサー』狂気に満ちた本予告

Photo by cinemacafe.net


他人の意識と肉体を乗っ取り暗殺ミッションを遂行する女と、乗っ取られた側の男の攻防を描く、ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『ポゼッサー』より、本予告が解禁された。

この度、解禁された本予告編では、「この映画の本質に気づかなかった人は幸福な人だ」という不穏で挑発的なテロップに続き、「全世界が言葉を失った戦慄のSFノワール」と映し出されて幕を開ける。続けて、暗殺者のタシャ(アンドレア・ライズボロー)がある黒人女性を乗っ取り男性の喉元をめった刺しにする衝撃的なシーンの一部が映し出される。本シーンはイタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座/血の喝采』の技術面を参考にしたという。過激な鮮血の描写は本編でたっぷりと描かれる。


タシャには、幼い息子と別れたパートナーの男性がおり、暗殺者である自分の正体を2人に隠している。そんなタシャに、上司のガーダー(ジェニファー・ジェイソン・リー)は、「次は大型契約よ」と告げる。次なる標的は巨大企業のCEO。
その令嬢の婿コリン・テイト(クリストファー・アボット)にタシャが入り込み、暗殺を行うという筋書きのようだ。

続くシーンでは、他人の潜在意識と肉体を<POSSESS/所有>する過程を可視化したスタイリッシュかつ刺激的な描写が挟み込まれる。

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