マカロニ・ウエスタンに香港映画…各ジャンル作品融合のアクションシーン『ガンパウダー・ミルクシェイク』
古今東西のアクション映画を観尽くしていると豪語するパプシャド監督作『ガンパウダー・ミルクシェイク』より、本編映像が解禁された。
この度解禁されたのは、若き殺し屋サム(カレン・ギラン)が3人の屈強な男たちと営業終了後の薄暗いボウリング場で繰り広げるファイトシーン。サムはある理由で誘拐犯たちに身代金を届けに来たのだが、そこで殺し屋組織から送り込まれた男たちとバッタリ対面。死闘を繰り広げる羽目になる。
紫と赤の怪しいネオンの光にぼんやりと浮かび上がるのは、殺し屋3バカトリオ。サムは名の知れた凄腕アサシンだけに、3バカのひとりは電気がスパークする謎の武器を手に持ち、確実にサムを捕獲しようと構えている。一方のサムが持っているものといえば、身代金が入ったパンダ型の可愛らしいキャリーケースのみ。3人に挟まれて絶体絶命と思いきや、サムはその固くて可愛いキャリーケースを巧みに使いこなし、襲い掛かかるトリオを相手に互角以上のファイトを繰り広げる。
ナヴォット・パプシャド監督はこのシーンについて「ボウリング場での最初のアクションはマカロニ・ウエスタン調に始まり、次いでネオンがきらめく香港映画、特にジャッキー・チェン作品に影響されたスタイルになる」と解説。実際、映像ではキャラクターそれぞれの表情をアップで捉え、マカロニ・ウエスタン映画でよく見られるバトル開始前の静寂を表現。背景に流れる音楽のテイストは、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる『続・夕陽のガンマン』のメインテーマにオマージュを捧げたかのようだ。
その後はバトル開始と同時に、横スクロール(ドリーショット)の長回しで全体を捉えながらジャッキー・チェン作品さながらのスピーディーかつCGに頼らない生身のアクションを展開。逆光効果によって人物をシルエットで表す映像センスも冴えている。
早くも続編製作が決定した痛快作『ガンパウダー・ミルクシェイク』に注目だ。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』は3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ガンパウダー・ミルクシェイク 2022年3月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開
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