2022年3月25日 17:15
長岡亮介&韻シストら、SPバンド結成で様々なサウンドが彩る「拾われた男」
俳優・松尾諭の限りなく実話に基づいた笑いあり涙ありのヒューマンドラマ「拾われた男」。仲野太賀が主人公を演じる本作の音楽監督/音楽を岩崎太整が手掛けることが決定。スペシャルバンドも組まれる。
仲野さんが売れない役者・サトル、兄タケシを草彅剛、サトルの運命の女性・比嘉ユイを伊藤沙莉が演じ、松尾さんが自らの波瀾万丈の俳優道を描いたエッセイをドラマ化。
そんな本作の音楽コンセプトの背景にあるのは、人との現実の繋がりが難しくなってしまった現在。集まって話すことすら制限されるなか、現実世界の偶然の出会いによって引き起こる奇跡にフォーカスを当てた。心情に入っていくような曲では、登場人物との距離感を保ちながら感情を揺さぶるスケール感を表現するため、空間的でエモーショナルなサウンドを採用。日本のドラマにありがちなウェットな要素は避け、様々な音楽の表現を散りばめることで視聴者の心情を揺さぶるという。
このコンセプトをベースにオリジナル楽曲を手掛けるのは、日本アカデミー賞最優秀音楽賞に輝いた『竜とそばかすの姫』や『モテキ』、「全裸監督」シリーズなど、ジャンルを問わず注目すべき実績を積み上げてきた作曲家の岩崎さん。