2022年4月18日 11:52
ニコラス・ケイジ、幻の『スーパーマン』について「ティム・バートン監督を選んだのは私」
ニコラス・ケイジが、本人役である“俳優のニコラス・ケイジ”を演じるアクションコメディ映画『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)が、まもなくアメリカで公開される。「Rolling Stone」誌のインタビューに応じたニコラスが、今作と今後出演したい作品について語った。
コメディは「15年ぶり」だといい、「またコメディができる機会がやってくるかも。いいね」と今後もコメディに意欲的だ。「ミュージカルをやったことがないから、興味がある」とも。
1998年に頓挫してまった、ティム・バートン監督×ニコラス主演の幻の『スーパーマン』はどうかと聞かれると、「これははっきりと言っておきたいことなんたけど」と裏話を明かし始めた。「ティム・バートンが私を選んだんじゃないんだよ。“私”がティム・バートンを選んだんだ。
彼ら(スタジオ)は、レニー・ハーリンにやらせたがった。彼はナイスガイだ。完全にやり遂げられる。でも、私が持っていたカル=エル(クラーク・ケント/スーパーマン)のヴィジョンは、ティム・バートン流の表現による世界観寄りなんだ」と話した。
残念ながら、ニコラス主演の『スーパーマン』は作られることがなかった。