くらし情報『「女流作家にふさわしくない」と言われても、背筋を伸ばし描き続ける『魂のまなざし』予告編』

2022年5月10日 17:00

「女流作家にふさわしくない」と言われても、背筋を伸ばし描き続ける『魂のまなざし』予告編

Photo by cinemacafe.net


フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた『魂のまなざし』から、予告編と新ビジュアルが解禁された。

ヘレン・シャルフベック(1862ー1946)は、フィンランドで最も敬愛されるモダニズム画家。解禁された予告編では、世界的評価の著しいヘレン(ラウラ・ビルン)の不器用でいながら真実を求め、情熱に従い生きた半生が切り取られている。

「なぜ戦争や貧困を描くのか。女流作家にふさわしくない」と問われたヘレンが「画家が描くときは、作品の説明など考えない。着想は内側と外側から同時にわき起こる。芸術家は悲しいもの。幸せでも」と、意味深な微笑みを見せる姿も印象的。



祖国独立と歩調を合わせるように苦難の時代を主体的に生き抜いていくヘレンだったが、世に名前が知られていく中でも、兄が一番優遇され、母親に認められないことには苦悩していく。そんな中、19歳年下の青年エイナル・ロイターと出会ったことによりヘレンの生活が一変。特別な感情が芽生えていく自分を受け入れられないヘレンだったが、彼が旅立ったことにより、寂しいという気持ちを受け入れ全てを認めると決意。

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