塚本監督・鉄男から誕生した世界初映像システム初披露
(Photo:cinemacafe.net)
映画『鉄男 THE BULLET MAN』の公開直前イベントが5月20日(木)、東京・赤坂オフィスハイツで行われ、興奮した脳波が映像を変化させる世界初の映像システム「鉄男TBMJオリジナルAR」がお披露目された。
本作の塚本晋也監督の大ファンであることを公言するクリエイター3人組ユニット、AR三兄弟が、本作を試写で観て感激したことから実現したコラボレーションで、脳波を拾うヘッドフォンを通じ、集中力の高い状態の脳波を安定して一定時間出すと、ゲームクリアで『鉄男』シリーズの映像が見られるというもの。
主演のエリック・ボシックが挑戦。打ち合わせ時にはクリアしていたが、取材陣を前にした実演では集中できなかったようで、クリアに到らず「取材のみなさんがいるこの状態だと、ダメですね」と苦笑い。求められる脳の状態がピンとこない様子の塚本監督が「集中って何?どういう集中?」と質問すると、同ユニットの長男こと川田十夢が「コンセントレーション、あ、英語にしただけですね。瞑想状態っていうのが一番近いですかね」と説明。塚本監督は「なるほど。興奮状態だったらイカサマ臭いなと思ったけど、冷静になるってことですね」