拘束中だったイランのジャファル・パナヒ監督、保釈か
(Photo:cinemacafe.net)
パナヒ監督は、昨年6月のイラン大統領選挙に関する反政府的内容の作品を制作したのを理由に3月1日に拘束された。デビュー作『白い風船』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人賞)を受賞、『チャドルと生きる』で2000年のヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞、2006年の『オフサイド・ガールズ』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞するなど、国際的に活躍するパナヒ監督の解放を求めて、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、フランシス・コッポラ、アン・リー、スティーヴン・ソダーバーグ、マイケル・ムーアといった監督たちが署名運動を行っていた。
パナヒ監督は23日に閉幕したカンヌ国際映画祭の審査員に決まっていたが、渡仏はかなわず、オープニング・セレモニーでは彼のネームプレートが置かれた椅子が用意され、最終日にはイランのアッバス・キアロスタミ監督の『Copie conforme』(原題)で女優賞に輝いたジュリエット・ビノシュが受賞スピーチでパナヒ監督解放を訴えた。
保釈金は20億イラン・リアル(約1,800万円)で、解放されたパナヒ監督は、家族や弁護士との面会を求めて16日からテヘランのエビン刑務所でハンガーストライキを始めていた。
(text:Yuki Tominaga)
カンヌ国際映画祭で、ジュリエット・ビノシュはパナヒ監督と同じイラン人監督、アッバス・キアロスタミからのパナヒ監督拘束に関する手紙を読み上げた(右は映画祭会長ジル・ジャコブ)。
© REUTERS/AFLO
■関連作品:
第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕
© Brigitte Lacombe – ad design graphiqueオフサイド・ガールズ 2007年9月1日よりシャンテ・シネほか全国にて順次公開
■関連記事:
【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品
映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催
【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?
【カンヌレポート 06】ディエゴ・ルナ初監督作にカンヌっ子拍手!雨の日に観たい映画ランキング大発表!1位はあのミュージカルの傑作
関連リンク
-
「俺は何やっても許される」残虐非道!福士蒼汰&オム・ギジュンの“ヴィラン”キャラ映像『TOKYO BURST-犯罪都市-』
-
new
今田美桜、初の医師役で7月期連ドラ主演「ひたすら体が覚えるまで練習」 『ドクターX』『TOKYO MER』のスタッフが集結
-
new
霜降り明星・粗品プロデュース“劇場新ブランド”『よしもと粗品劇場』誕生「恩返ししたい」 監修は中田カウス「お客様とともに」
-
「別人のように表情が違う」「女優さんはやっぱりすごい」…吉岡里帆“慶”の変化に視聴者絶賛、「豊臣兄弟!」19話
-
new
GACKT、フジ月9ドラマ初主演決定…“でっち上げの天才”役 7月期『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』