くらし情報『阿川佐和子の「スープ・オペラ」が坂井真紀主演で映画化! 「“裸”の心で演じた」 』

2010年5月27日 14:21

阿川佐和子の「スープ・オペラ」が坂井真紀主演で映画化! 「“裸”の心で演じた」 

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

エッセイスト、タレントとして活躍する阿川佐和子による小説「スープ・オペラ」の映画化が決定し、今秋、公開されることになった。阿川さんの小説が映画化されるのは今回が初めて。

自分を育ててくれた叔母が突然駆け落ちしてしまい、1人残された35歳の独身女・ルイとそこに転がり込んできた2人の男の、ひとつ屋根の下で始まる奇妙な共同生活の物語。“スープ”でつながる切ない恋を描く。

主演は、映画、ドラマ、舞台などで活躍し、『実録・連合赤軍−あさま山荘への道程』、『ノン子36歳 (家事手伝い)』など、一作ごとに新境地を開き続ける坂井真紀。共演に、『愛のむきだし』で映画初主演を果たした西島隆弘(AAA)、アート系作品からエンターテイメント大作まで幅広い活躍をみせる藤竜也を迎える。

映画化について、原作者の阿川さんは「私がいちばん大事にしたいと思っていた空気、この風変わりな登場人物たちを取り巻くいとおしい空気が、映画になって、こんな魅力溢れる家のなかで、光や音や色と共に甦りました」とその喜びを語る。

坂井さんは「私自身ある程度の長さの人生を歩んでいるのにおかしな話ですが、この映画で、“孤独”というものと初めて向き合ったかのような体験をしました。

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