オリヴィエ賞ノミネーション発表 舞台版「となりのトトロ」が最多9部門ノミネート
イギリスの演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞のノミネーションが発表された。
スタジオジブリの人気アニメ映画『となりのトトロ』を舞台化した「My Neighbor Totoro(英題)」が演出賞、女優賞(メイ・マック)、作・編曲賞(久石譲&ウィル・スチュアート)などを含む最多の9部門にノミネートされた。
「My Neighbor Totoro」はロンドンの名門劇団「ロイヤル・シェークスピア・カンパニー」、日本テレビ、久石氏が製作し、2022年10月、ロンドンのバービカン劇場で上演開始になった。同年5月、バービカン劇場でチケットが発売開始になると、過去最高のチケット販売額を保持していたベネディクト・カンバーバッチ率いる「ハムレット」の記録を、たった1日で更新するほどの人気を集めた。
ロイヤル・シェークスピア・カンパニーより公演初日の模様の一部が公開されている。主人公のサツキとメイを演じるアミ・オクムラ・ジョーンズ、メイを演じるメイ・マックや久石氏らの姿が見られる。
女優賞にはメイのほか、ジョディ・カマー、ジャネット・マクティア、パッツィ・フェラン、ニコラ・ウォーカーが候補に挙がっている。