2023年3月7日 12:35
ケイト・ブランシェット、尊大で孤独な指揮者を体現『TAR/ター』本予告&ポスター
本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞など6部門にノミネートされている『TAR/ター』から、ケイト・ブランシェット演じるターが威厳たっぷりにオーケストラを支配する姿を捉えた本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。
孤高、ストイック、傲慢、そして繊細な、圧倒的な天才指揮者ター。
「完璧な演奏をしたいなら私に従いなさい」。
揺るぎない自信と威圧感をもってタクトを振るうターだったが、「現代の音楽界はターが牽引している」とまでも評されていた彼女の周囲に、少しずつ不穏な空気が流れ始める――。
「作曲の調子は?」「良くない」「嫌な音が聞こえる」。その空気感に同調していくように起こる、メトロノームとピアノの不協和音、そして“良くないメール”。「不安なのあなたは高みを求めすぎる」という恋人のシャロンからの心配を軽くあしらっていたターだったが、やがて彼女自身も気づかないうちに、周囲、そして自分も軋んでいく。
そして「ケイト・ブランシェット史上最高傑作」(EMPIRE)、「不協和音の刺客」(The Guaardian)、「極上の毒に痺れる」(Chicago Sun-Times)