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ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす

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ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす


アカデミー賞ノミネートをはじめ数々の受賞歴を持つナオミ・ワッツ主演の新作映画『デスパレート・ラン』。この度、ほぼ全編ノンストップで走り続けながら満身創痍で演じたナオミ・ワッツが役作りを明かしたほか、メイキング写真も解禁となった。

本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う高校でたてこもり事件が発生、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。

ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす

コロナ禍の2020年、カナダのオンタリオ州の広大な土地で撮影された本作は、スマホ1台で事件解決に向けて走り続けるという設定から、ナオミの演技に大きな比重がかかるものとなった。ナオミは元々運動が好きで、20代~30代もランニングを続けていたそうだが、腰痛が悪化したため近年は負荷のかかる運動は避けていたという。

ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす

そこでナオミは撮影前からトレーニングを開始し、毎日ランニングの習慣をつけてから撮影に参加した。「運動神経は良いほうです」というナオミは「さまざまなことをやってみました。スポーツや運動が好きなんです。
エンドルフィンも出るし、容姿のためにもいい。この映画に出ると決めてから、ランニングのトレーニングをしたけれど、筋肉が覚えていたことに感動しました。そうしてどうにか体を整えることができました」とふり返り、久しぶりの過酷なトレーニングにも持前の身体能力を発揮したようだ。

現場では身体に負荷のかかる要求をこなし、常に筋肉痛だったそうだが、ナオミのプロ意識にフィリップ・ノイス監督も感心させられたという。さらにナオミは精神的な負担による身体的能力の低下も、自らの演技に利用した。

ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす

また、走りっぱなしだったのはナオミだけではない。ナオミは常に移動しているため、撮影クルーはもちろんのこと、彼女の衣装担当やメイクアップスタッフも帯同しながら移動していた。実際には、カメラのオペレーター、AD、ディレクター、さらにナオミ演じるエイミーと電話で話す人物を演じる俳優、メイクアップ、サウンドの人々を乗せた7台の電気自動車が、音を立てずに、彼女の前を走りながら移動をしていたという。
ナオミ・ワッツ「筋肉が覚えていた」『デスパレート・ラン』の驚異の役作り明かす

また、実生活でもナオミは2人の子どもをもつ母親。息子を守ろうとする母の絶対的強さを表現するには、まさに適任だったといえる。本作ではプロデューサーとしても脚本の段階から作品づくりに携わり、並々ならぬ思いで挑んだナオミに期待が高まる。

『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
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