くらし情報『山田涼介、絶妙なバランスで表現する危うさと愛おしさ『BAD LANDS』』

2023年9月16日 12:00

山田涼介、絶妙なバランスで表現する危うさと愛おしさ『BAD LANDS』

Photo by cinemacafe.net


安藤サクラ主演クライムサスペンスエンタテインメント映画『BAD LANDSバッド・ランズ』より、『燃えよ剣』で沖田総司を演じて以来、2度目の原田眞人監督作品参加となった山田涼介(Hey! Say! JUMP)の新たな場面写真が公開された。

「破門」「後妻業」などで人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説「勁草」を、『検察側の罪人』『関ケ原』の原田監督が映像化した本作。主演の安藤さんが、特殊詐欺を生業とする主人公・橋岡煉梨(ネリ)を怪演している。

映画初出演作『映画 暗殺教室』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『グラスホッパー』では日本映画批評家大賞新人男優賞、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と『鋼の錬金術師』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞するなど、近年、俳優としての活躍が目覚ましい山田さん。

今作では、特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことのできない“持たざる者”の危うい姿をリアルに描き出し、一方で血が繋がらないながらも、唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、愛し守ろうとするどこか憎めない“愛くるしい弟像”も同時に表現。この2つの軸の絶妙なバランスで、ジョーというキャラクターは魅力たっぷりに生み出されている。

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