くらし情報『アリ・アスター監督、市川染五郎の演出に意欲?「歌舞伎一家の映画で、善人に見せて実は最も悪の役にしたい」』

2023年12月18日 19:43

アリ・アスター監督、市川染五郎の演出に意欲?「歌舞伎一家の映画で、善人に見せて実は最も悪の役にしたい」

Photo by cinemacafe.net


映画『ボーはおそれている』ジャパンプレミアが12月18日(月)に都内劇場で行われ、来日したアリ・アスター監督が登壇し、八代目・市川染五郎がサプライズゲストとして駆け付けた。

『ボーはおそれている』は『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』で知られるアスター監督による、一度体験したら戻れないオデッセイ・スリラー。日常のささいなことでも不安になる怖がりの男・ボー(ホアキン・フェニックス)はある日、さっきまで電話で話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようと玄関を出ると、そこはもういつもの日常ではなかった。奇妙な出来事が次々に起こり、里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。


アリ・アスター監督、市川染五郎の演出に意欲?「歌舞伎一家の映画で、善人に見せて実は最も悪の役にしたい」

2分で即完したというこの日のジャパンプレミアの席は、アスター監督ファンで埋め尽くされた。熱気を感じたらしいアスター監督は、本作について「長年作りたかった映画です。形やトーンがころころ変わっていくので、あるシーンがすごく気に入ったらすみません、すぐ変わるかも(笑)。でも嫌な場合もすぐ変わるのでご安心ください」と笑顔を見せた。

実は『ミッドサマー』来日時に歌舞伎を鑑賞したというアスター監督は、「美しさに圧倒されて。

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