2010年10月8日 13:02
観たら食生活が変わる!? オスカー候補作『フード・インク』予告編を初公開
(Photo:cinemacafe.net)
今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた、“食”をテーマにした映画『フード・インク』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。
“食の社会見学”と銘打って贈る、世界の食の現状から日本のごはんのあり方を問うシリーズの第1弾として公開される本作。本国アメリカではドキュメンタリーとして異例とも言える大ヒットを記録した。
体に良いオーガニック・フードが注目を集める一方で、不況の影響もあってか多くの消費者が口に運んでいる、“お手ごろ価格”でスーパーに並ぶ肉や野菜。同じ食品でありながらここまで価格に差が出るのはなぜか?どのようにして、ここまで安値での提供が可能なのか?その裏には農業そのものが“巨大企業”と化してしまった現状、そして危険が隠されていた――。
“モノ”として大量生産される命。「安く、効率よく」というスタイルが生み出したのは、数社のみが莫大な利益を得る業界のいびつな構造だった。さらに、問題は経済だけにとどまらない!日本でもいまだに表示が義務付けられていない遺伝子組み換え食品の問題や値段の安さからジャンクフードに偏りがちな食生活。