期待の新星ポール・キルシェが”動物化”の役作り語る『動物界』インタビュー映像
セザール賞最多12部門ノミネートの注目作『動物界』よりインタビュー映像が到着。主人公の息子役を演じたポール・キルシェが役作りについて語っている。
人間が動物に変異する奇病が蔓延する近未来を舞台にした本作。2014年のデビュー作で数々の賞を受賞した新鋭トマ・カイエが監督・脚本を務めた。
ポール・キルシェが演じるのは、病を患い次第に動物化して意思疎通が難しくなっていく母の存在を恐れつつ、自身の体にも変化が訪れていくことに戸惑うティーンエイジャーの青年・エミール役。
ポールは、名優イレーヌ・ジャコブの息子で、日本では2023年に公開となった『Winter boy』で第70回サン・セバスティアン国際映画祭主演俳優賞を最年少で受賞、最新作『Leurs Enfants après eux(英題:And Their Children After Them)』での演技が第81回ヴェネチア国際映画祭で高評価を受け、マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を獲得するなど、世界で評価される22歳の新人俳優。いままさに大注目のライジングスターだ。
次第に動物化していくという難役を繊細でいて説得力のある演技をもって見事に体現したポール。