くらし情報『『レオニー』松井久子監督が“母”の視点から天才彫刻家イサム・ノグチの偉大さを説く』

2010年11月17日 23:41

『レオニー』松井久子監督が“母”の視点から天才彫刻家イサム・ノグチの偉大さを説く

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

世界的に活躍する彫刻家のイサム・ノグチの母親の辿った波乱に満ちた人生を描いた『レオニー』がまもなく公開となる。監督を務めたのは、アルツハイマー症を患った女性のドラマを描いた『ユキエ』、『折り梅』が、劇場公開後に口コミで広がりを見せ、いまなお各地で自主上映会が開かれるなど、人々の心に静かに訴えかける佳作を世に送り出してきた松井久子。日米合作で製作された本作について、そして“天才”イサム・ノグチの原点である母・レオニーという女性について松井監督が口を開いた。

まず、イサム・ノグチその人ではなく、“母親”に焦点を当てた理由について、監督はこう説明する。
「イサム・ノグチや彼の父親(※詩人の野口米次郎)はすごく有名なのに、彼女のドラマティックな人生が、どうして誰にも知られることなく歴史に埋もれてしまったのかと思いました。もちろんいままで映画にもなっていませんでしたから。イサム・ノグチの母であり、ドラマティックな人生を歩んできたレオニー・ギルモアという人物を、同じ女性として世に送り出さなければ!という気持ちが強かったです」。

映画の中にもノグチ・イサムが残した作品が登場する。

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