2010年11月18日 22:21
グランプリ女性の強心臓ぶりに森田芳光監督「怖い」 シネマプロットコンペ授賞式
(Photo:cinemacafe.net)
「第五回シネマプロットコンペティション2010」(主催:ユナイテッド・シネマ)のグランプリ作品発表イベントが11月18日(木)、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、審査委員長を務めた森田芳光監督らが出席した。
「これを映画にしたいしたら面白い」という思い、ひらめきのアイディアを一般募集し、優秀作品を選出、映画化する企画で、応募総数1,554作品から、主婦のクレーマーのある出来事を綴った、三村さゆりさんのプロット『クレーマー』がグランプリに選ばれた。山口県在住で、この日のために上京した三村さんは、森田監督から「発想は自身の経験から?」と聞かれ、「いえ、クレーマーらしき人を見かけて題材になると思って、1時間くらいで書きました」とサラリ。森田監督は「怖いですね」と強心臓ぶりに舌を巻き「彼女が自分でシナリオを書いて、監督もやったらいいですよ。性格もこう見えて図太そうです」と“寸評”。会場の笑いを誘った。三村さんには賞金30万円が贈られた。
準グランプリ(賞金:10万円)には、死に場所をハンティングする若者と老人の交流を綴った、井上洋美さんの「死にハン。」。