菅田将暉『サンセット・サンライズ』は「全員がワガママで、協調性ゼロ。だから共存できている」
主演・菅田将暉、脚本・宮藤官九郎、監督・岸善幸で贈る移住エンターテインメント『サンセット・サンライズ』。1月31日(金)、公開御礼舞台挨拶が行われ、菅田と岸監督が映画を見終えたばかりの観客からの質問に応じた。
第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門 招待作品として選出された本作。都会から移住した釣り好きサラリーマン西尾晋作と、宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描いた。
※本編の内容に触れている部分があります。
1月17日の公開初日からすでに2週間が経つが、菅田、岸監督と映画をさらに深掘り、語り合える貴重な機会とあって客席は満席。
劇中では、菅田演じる主人公・西尾晋作が、コロナ禍でのリモートワークを機に、南三陸にお試し移住をするが、まず質問に立った女性はコロナ禍での学校生活で、体育祭や文化祭など様々な機会を奪われてしまったという。そんな彼女を含む10代に向けて、この映画を通じてのメッセージを求められた菅田は「僕がこの映画の好きなところは、ラストのまとまり方、向き合い方なんです」と応じる。

■「自分を大事にする、もうちょっとワガママになってもいいんじゃないか」