シネマカフェ的海外ドラマvol.181 2011年ゴールデン・グローブ賞の注目ポイント!
(Photo:cinemacafe.net)
TVドラマ界ではエミー賞に並ぶ重要賞と言われるゴールデン・グローブ賞の授賞式が現地時間の1月16日に開催。そこで、今月はゴールデン・グローブ賞にまつわるあれこれの特集です。
まずは、TVシリーズを対象にした部門における注目ポイントをピックアップ。ドラマ、ミュージカル・コメディ、ミニシリーズ・TVムービーの3つの作品賞のほか、各俳優賞の計11部門から成るTVシリーズ対象部門ですが、最大の見どころはもちろん作品賞。なかでも、「BOARDWALK EMPIRE」、「デクスター」、「グッド・ワイフ」、「マッドメン」、「ウォーキング・デッド」が争うドラマ部門に注目です。
最近の同部門は本コラムでも大プッシュの「マッドメン」が3年連続で受賞していますが、気になるのは映画界の名匠マーティン・スコセッシが製作総指揮を務める「BOARDWALK EMPIRE」と、同じく名匠フランク・ダラボン製作総指揮の「ウォーキング・デッド」(写真)。どちらも新しく始まったシリーズですが、前者は、1920年代のニュージャージー州アトランティック・シティを舞台に、政治家やマフィアたちの生き様を描くスコセッシらしい人間ドラマ。