2014年10月6日 08:00
ロイヤルハウス「骨の見える家」がグッドデザイン賞ベスト100に選出
工務店向け住宅フランチャイズを運営するロイヤルハウスはこのほど、同社が展開する戸建住宅「骨の見える家~住みつなぐ家~」が、2014年度グッドデザイン賞ベスト100に選出されたことを発表した。
○中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅
同住宅は、中古流通を意識した企画デザインの戸建住宅。活性化する中古住宅市場に適応した、最初に住む家族だけではなく、その次の住み手、更にその次の住み手など、さまざまな家族に住みつなげ、それぞれの家族にとって末永く価値の高い家にする設計が特徴だという。
住宅の市場価値は経年により減少し、戸建住宅の場合、築20年を経過すると価値はほぼゼロになると言われている。手放す側は住宅ローン残高が、購入する側は、構造など家の性能にかかわる部分への不安や、自分たちが住みやすいようにリフォームするために高い費用がかかるという課題がそれぞれある点を考慮し、最初の住み手にとっても次の住み手にとっても価値の高い住宅となるような工夫を採り入れた。
「骨の見える化」では、2×4やプレハブなど大壁工法の普及とともに、給排水や電気設備などのインフラや構造体が隠され、家の構造が住まい手にはわからなくなっていることに着目。