くらし情報『Freescale、機能安全・堅牢性などを備えたバッテリセルコントローラを発表』

2014年10月7日 10:07

Freescale、機能安全・堅牢性などを備えたバッテリセルコントローラを発表

Freescale、機能安全・堅牢性などを備えたバッテリセルコントローラを発表
Freescale Semiconductorは10月6日、優れたコスト効率でASIL-C機能安全規格の厳格な要件に対応する、産業・車載アプリケーション向け高集積14セルリチウムイオンバッテリセルコントローラ「MC33771」を発表した。

同製品は、14個のセルバランストランジスタ、±0.5%の精度でミリアンペアからキロアンペアまで対応する電流センサ、および2Mbpsの通信トランシーバインタフェースを、単一の64ピンQFPパッケージに統合している。また、絶縁型通信インタフェース「MC33664」との組み合わせにより、48Vバッテリシステム向けに堅牢かつ信頼できる性能を発揮し、直列接続により1000Vを超える複数のバッテリパックの制御を経済的に実現する。さらに、「MC33771」と「MC33664」を組み合わせたソリューションには診断機能が組み込まれており、重大な障害が発生した場合でも車載バッテリパックや産業バッテリパックは保護される。そして、トランス結合絶縁型高速トランシーバにより、高価な絶縁型CANバスを必要とせずに、ASIL-C要件を満たす。このような特徴を備えることで、48Vバッテリパックをはじめ、ハイブリッド自動車や電気自動車、電動自転車、エネルギー貯蔵システムなど、幅広い車載アプリケーションおよび産業アプリケーションに最適となっている。

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