Symantecが分社化、セキュリティと情報マネジメントを別会社に
同社は、戦略と組織構造のレビューの結果、セキュリティとIMについて、独立した企業として戦略を立てて実行していくことに決定したという。これにより、成長の機会、研究開発への投資、製品化にフォーカスし、独自の提携などの戦略を柔軟に進めることができ、コスト削減も見込めるとしている。
セキュリティ事業には、コンシューマーおよびエンタープライズ向けエンドポイントセキュリティ、エンドポイントマネジメント、暗号化、モバイル、SSL証明書、ユーザー認証、メール/Web/データセンターセキュリティ、データ損失予防、マネージドサービスなどが含まれる。これらは同社が元々強みとする分野であり、会計年度2014年は42億ドルの売上高を計上している。
同事業は分社化により、「SymantecとNortonの脅威情報を統合したセキュリティプラットフォームの提供」「マネージドサービスなどサイバーセキュリティ対応サービスの強化」「Norton製品の統合を通じてのポートフォリオ簡素化」の3点にフォーカスすると説明している。
IM事業はバックアップとリカバリ、アーカイブ、ストレージ管理などの技術を持ち、会計年度2014年度の売上高は25億ドルだった。
IM事業の製品はFortune500にランクインしている企業の75%に導入されているという。
今後は、データの保存・管理に要するTCOを削減して情報からの洞察を得るソリューションの提供、自社およびサードパーティのエコシステムを統合し、企業全体の情報の可視化・管理・制御を可能にするインテリジェントな情報レイヤの開発などに注力していく。
IM事業のゼネラルマネージャにJohn Gannon氏が、CFO代理にDon Rath氏が就任することも発表された。Gannon氏はQuantumの社長兼COOを務めていた人物。Symantecの社長兼CEOは、2014年3月に暫定CEOに就任し、9月に正式な就任が決定したMichael A.Brown氏が続投する。Symantecは今後、分社化に向けて作業を進め、2015年12月に完了を見込むとしている。
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