2014年10月29日 10:51
ケースレー、SMUと通信できるAndroidスマホ/タブレット用アプリを発表
ケースレーインスツルメンツは、ソースメジャーユニット(SMU)「2600B」シリーズの前面パネルのUSBインタフェースを使用して、SMUと通信するためのAndroidベースのスマートフォン、タブレット用無償アプリケーション「IVy」を発表した。
同アプリケーションは、スマートデバイスのパン、ピンチ、ズーム、スワイプといった操作・表示機能、計測器との通信といったコンピューティング機能、Wi-Fi、Eメールなどの通信機能を利用するため、プログラムせずに、測定データの観測、計測器との通信、測定結果の共有が簡単に行える。同社のすべてのTouch、Test、Inventソリューションと同様、操作方法がすばやく学習でき、開発が容易に行えるように設計されている。また、指先による操作でテストモードをすばやく切り替え、時間とともに変化するDUT(被測定デバイス)の応答を観測し、測定結果をインタラクティブに解析することで、DUT特性をより詳細に調べることが可能になる。
さらに、独自のデザインにより、印加レベルとテスト結果のモニタリングを同時にコントロールできる。同機能により、回路のI-V特性の解析、DUTの安定度、応答時間またはドリフトが簡単に、視覚的に解析できる。