くらし情報『間違いだらけのコーヒーの常識 (4) 「浅煎りより深煎り」が通の証?』

2014年11月10日 18:25

間違いだらけのコーヒーの常識 (4) 「浅煎りより深煎り」が通の証?

間違いだらけのコーヒーの常識 (4) 「浅煎りより深煎り」が通の証?
コーヒーといえば深煎り――。そう思っている人って結構多いのではないだろうか。深煎りならではのコーヒーのコクや香りを魅力に感じる人も多いが、プロはどう考えるのか。島根県松江市のカフェ「CAFFE VITA」オーナーである門脇裕二さんに聞いてみた。

○深煎りに向く豆、浅煎りに向く豆

ダークローストと言われる油が浮いた深煎りの豆。これぞ通の味……と感じる人は確かに多いですね。そもそも浅煎りと深煎りでは何が違うかというと、簡単に言うとコーヒー豆を焼く時間が短いと浅煎り、長いと深煎りとなります。

ですが、浅煎りにできる豆と深煎りにできる豆には違いがあります。
個人的な判断基準は生豆の状態の水分量。水分量が少ない豆は浅煎り、逆に多いものは深煎りにしています。

日本人の嗜好性を考えると、味噌やソースのように濃い味が好きな人も多いので、その辺に深煎りが好まれる理由があるのかもしれません。個人的にも、通常のローストより少し深めに焙煎したコーヒー好きですね。少し深めに焙煎することによって、コーヒー豆の中の糖質がキャラメル化し、この甘味が好きなんですよ。

逆に海外はというと、サード・ウェーブの影響もあって、浅煎りで酸味のあるコーヒーがトレンドだったりもします。

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