くらし情報『"ものづくり"の現場から - 広がるMATLAB/Simulinkの世界 (9) 世界一の自動車開発を支える検証技術 - TTDCのモータHILS「次世代MotorBox」』

2014年11月11日 10:00

"ものづくり"の現場から - 広がるMATLAB/Simulinkの世界 (9) 世界一の自動車開発を支える検証技術 - TTDCのモータHILS「次世代MotorBox」

"ものづくり"の現場から - 広がるMATLAB/Simulinkの世界 (9) 世界一の自動車開発を支える検証技術 - TTDCのモータHILS「次世代MotorBox」
いまや世界一の自動車メーカーとなったトヨタ自動車。そんな同社を牽引するのがエンジンとモータを組み合わせたハイブリッド車(HV)だ。

自動車の開発は大きく分けて「車両開発」「車両評価」「車両生産」「販売/サービス」に分けられる。中でも車両開発・評価はいわゆる「Vプロセス」と呼ばれる設計と試作・検証の組み合わせで成り立っており、近年では仮想環境による開発/評価、すなわちモデルベース開発(MBD)が用いられるようになってきた。その一方で、自動車に多くのECU(Electronic Control Unit)やセンサなどが搭載される、いわゆるエレクトロニクス化が進んできており、そうしたさまざまな機能の性能評価や検証をスムーズに行っていくことが求められるようになってきた。そんな多様なニーズに応えることを目指した様々なソリューションを提供するのが「トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)」だ。

○モータ用HILSのFPGA実装にHDL Coder(Simulink)を適用

自動車業界では、かなり以前からMATLAB/Simulinkを用いて開発を行ってきた。それは同社も例外ではなく、ECUの評価/検証を行うために用いられるシミュレータ(HILS:Hardware In the Loop Simulation)

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