2014年11月14日 15:21
IoTによるサービス投資、2015年には695億ドルへ - ガートナー
ガートナーはこのほど、モノのインターネット (IoT:Internet of Things) に関する市場予測を発表した。これによると、2015年にはインターネットによってつながる49億個の「モノ」が実際に使用され(2014年から30%増)、2020年には250億個に上るという。
同社は、IoTによる全体のサービス投資が2015年には695億ドル、2020年には2630億ドルになると予測している。
バイスプレジデント兼ガートナー・フェローのSteve Prentice氏は、「単に製品やサービスをデジタル化することではなく、新たなビジネスモデルや価値ある提案を創り出すことが、破壊的インパクトや、競争相手への脅威、競争機会となることをCIOは理解しなければならない。企業は、スマートなモノから得られる情報に関して、情報を収集して分析したいという意思と情報の紛失や悪用によるリスクとのバランスを取る必要がある」とコメントしている。
また2017年の終わりまでに、20%の企業はIoTにおけるデバイスやサービスを活用したビジネス・イニシアティブを守るためにデジタル・セキュリティ・サービスを持つようになるという。