2014年12月4日 16:38
イーストウッド監督、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞を受賞
クリント・イーストウッド監督が、伝説のスナイパーの真実とその半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』(2015年2月21日公開)で、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞を受賞したことがこのほど、明らかになった。
『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝くクリント・イーストウッド監督。このたび、最新作『アメリカン・スナイパー』で、第87回アカデミー賞の前哨戦、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞にて監督賞に輝いた。監督賞受賞は、『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)に次ぐ2度目となる。また、2014年のトップ10(作品賞除く)にも選出された。
本作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得した、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝を映画化した作品。クリス・カイルは、2003年にイラク戦争が始まってから4回にわたり遠征し、常人離れした狙撃技術で、公式記録としては米国史上最多数の160人を射殺したとされている。
クリス・カイルを演じるブラッドリー・クーパーは、本作では自らプロデューサーとして映画化権を獲得し、過酷なトレーニングと食事制限を敢行。