くらし情報『米Lookout、出荷時からマルウェア混入のスマホを発見 - アジアを中心に被害』

2014年12月6日 11:47

米Lookout、出荷時からマルウェア混入のスマホを発見 - アジアを中心に被害

米Lookout、出荷時からマルウェア混入のスマホを発見 - アジアを中心に被害
米Lookoutは12月4日(現地時間)、出荷時にシステムフォルダー内にマルウェアが混入されているスマートフォンを発見したことをブログで発表した。

Lookoutは、このマルウェアをDeathRingと命名。DeathRingは、中国で作られたトロイの木馬で、ベトナム、インドネシア、インド、ナイジェリア、台湾、中国で被害が確認されている。

感染したスマートフォンは、所有者の個人情報を勝手に外部に送信してしまう。さらに、利用者にアプリをダウンロードするように促してくるため、誤って新たなマルウェアをダウンロードしてしまう恐れがあるとしている。

混入されたマルウェアは最初動作していないが、起動する条件が2つある。1つ目はスマートフォンを5回再起動したとき、2つ目は、端末のスリープと復帰を50回繰り返したときだという。

現在のところ、サプライチェーンのどの段階でマルウェアが混入したのかは特定できていない。
感染していた端末のほとんどが新興国にスマートフォンを販売しているティア3メーカーだという。

感染が確認された機種は以下の通り。

偽造Samsung GS4/Note II
多種の TECNO デバイス
Gionee Gpad G1
Gionee GN708W
Gionee GN800
Polytron Rocket S2350
Hi-Tech Amaze Tab
Karbonn TA-FONE A34/A37
Jiayu G4S - Galaxy S4 Clone
Haier H7
メーカー不詳Samsung i9502+のコピー製品

Lookoutは、以前にも出荷時に仕込まれていた別のマルウェアを検知している。

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