2014年12月8日 08:30
脆弱性を発見! 使い続けたノートPCに「カスペルスキー 2015」を入れてみた
ウイルス対策や不正サイトブロックなど様々な機能を搭載した総合セキュリティソフトの最新バージョン「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」(以下、カスペルスキー 2015)が登場した。これまで提供してきた機能をさらに進化させ、新たな機能も搭載した同製品を実際に使ってみたので紹介しよう。
○多層防御でPCを徹底的に守る!!
まずは"どこが新しくなったのか"を中心に「カスペルスキー 2015」の特徴を説明する。その後、すでにセキュリティ対策が施されたノートPCに同製品をインストールし、その結果を紹介していきたい。
さて「カスペルスキー 2015」は、ウイルス対策、Webセキュリティ、ファイアウォールなどのセキュリティ機能を統合した総合セキュリティソフトだ。その大きなポイントは「多層防御」の考え方にある。ウイルス対策では、メール、Webサイト、USBデバイスなど、さまざまな経路から侵入するマルウェアを検知して駆除するだけでなく、マルウェアが悪用するOSやアプリケーションの脆弱性をスキャンし、その脆弱性を悪用する攻撃をリアルタイムで遮断する。すでに知られているマルウェアだけでなく、未知のマルウェアも検出できる。