2014年12月10日 18:48
Intel、IoT向けにプラットフォーム・製品・エコシステムの拡充を発表
Intelは12月9日(現地時間)、IoT(Internet of Things)の実現に向け、ネットワーク接続性とセキュリティを一体化および簡素化させたエンド・ツー・エンドのリファレンスモデルとなるインテルIoTプラットフォームと、これに対応した統合型の各種ハード/ソフトウェア製品、ならびにエコシステムを発表した。
インテルIoTプラットフォームは、機器間での接続や、機器とクラウド間での信頼あるデータのやり取りを可能にする定義済みの再現性のある基盤であり、ソリューションの複雑さを解消し、即行動に移せるインテリジェンスを提供する。これにより、市場でのイノベーションの早期展開が可能になるとしている。
一方で、IoTは、経済的価値と社会の変革を促す大きな可能性を秘めているが、一企業が単独で、それを起こすことはできない。広がりを持たせるためには、強固なエコシステムの存在が不可欠となる。そこで、IoTのエコシステムを強化する新しい製品と連携を発表した。Accenture、Booz Allen Hamilton、Capgemini、Dell、HCL、NTTデータ、SAP、Tata Consultancy、Wiproなどの企業と協力し、インテルIoTプラットフォーム上で各社のビルディングブロックを活用できるソリューションの開発と導入を図るという。