オンキヨー、ヘッドホンでスピーカーのような定位を実現する音源の配信開始
CDなどの一般的な音楽ソースは、スピーカーでの再生を想定してミックス作業が行われている。そのため、理想的なスピーカー再生環境があれば、各パートはリスナー前方のエンジニアが意図した位置に定位する。しかしその音源を、耳のすぐそばに音の発生源があるヘッドホンやイヤホンで聴くと、各パートはリスナーの頭部を中心として横方向にしか定位しない。
HPLは、ヘッドホンで聴いたときでも、スピーカーで聴いたときと同じような位置に各パートを定位させるエンコード技術だ。ステレオのソースだけでなく、5.0chソースの定位もヘッドホンで再現することができる。
ヘッドホンでマルチチャンネル音源を再生する手法は、ドルビーヘッドホンや、DTS Headphone Xなどが既に登場しているが、これらの再生には専用のデコーダーやヘッドホンを必要としていた。
それに対してHPLでエンコードされた音楽ソースは、通常のヘッドホンのみで再生が可能だ。なお、HPLはあくまでもヘッドホン用の技術で、これを用いてエンコードされた楽曲をスピーカーで再生すると、極端に不自然ではないがやはりバランスが崩れてしまうとのことだ。
2014年12月12日現在で配信されているHPL音源は、「The Four Seasons -Antonio Vivaldi【HPL5】/The Quartet Four Seasons」「Afterglow【HPL5】/Eriko Shimizu & Strings4」「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート 2013【HPL2】/飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ」「ライブ アット ジャズ イン ラブリー バラッドナイト【HPL2】/チコ本田」「MIE JOKE sings BALLADS and other love songs【HPL2】/情家みえ」の5タイトル。タイトル名に含まれている「【HPL5】【HPL2】」の文字は、元になっているマスターのチャンネル数で、HPL5のタイトルは5ch、HPL2のタイトルは2chで再生される。また、「The Four Seasons -Antonio Vivaldi」と「Afterglow」は192kHz/24bitで、それ以外のタイトルは96kHz/24bitだ。ファイルフォーマットは、通常のタイトルと同じWAVとFLACとなっている。
今後の展望について、オンキヨーエンターテインメントテクノロジーでは「あくまでもレーベルサイドの判断だが、マルチトラックのタイトルも多いので、増加してくるのでは」としている。
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