くらし情報『東京都・銀座で杉本博司らが秘密裏に参加した蚤の市の"売れ残り"を展示』

2014年12月25日 12:11

東京都・銀座で杉本博司らが秘密裏に参加した蚤の市の"売れ残り"を展示

東京都・銀座で杉本博司らが秘密裏に参加した蚤の市の"売れ残り"を展示
東京都・銀座のギャラリー小柳では、「UNSOLD - 杉本博司/ソフィ・カル/青柳龍太」を開催している。開催期間は2015年1月31日まで(日月祝と12月13日は休廊、12月27日~1月12日は冬季休廊)、開場時間は11:00~19:00、入場無料。

同展では、奇妙な縁で出会った杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太というアーティスト3人が2013年3月17日、秘密裏に靖国神社の蚤の市に参加し、そのときの売れ残りをそれぞれ陳列し、ギャラリー空間にインスタレーションとして再現している。

"ソフィの陳列は、中古品で構成され、由来書きは無く、「本当の話」のエピソードを書き、それにリンクした物を並べた。10点を108,500円で売り、13点は売れ残った。

杉本の陳列は、本物の古物と彼の作品ひとつで構成され、それぞれに由来書きを付けたが、それはまゆつばの由来ばかり。4点を67,000円で売り、12点は売れ残った。

龍太の陳列は、彼が蚤の市でいつものように扱っている骨董ともインスタレーションとも思えるスタイルで、それにまつわる説明は全く無し。
9点を740,000円で売り、10点は売れ残った。

午後になって、グループを引き連れたアメリカ人のガイドが私たちの前を通りがかり言った。

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