2015年1月1日 12:00
大河原克行のWindows 8 PC探訪記 - 元旦編 2015年Windows未来予想図
2013年8月にWindows 8が登場、2013年10月にWindows 8.1がリリースされて以降、2014年の1年間は、OSには大きな進化がなかったのが、Windows 8搭載PCを取り巻く状況だったといえる。ラピッドリリースを標榜したマイクロソフトだけに、その点では、やや肩すかしを食った感があったともいえるだろう。
その一方で、Windows XPのサポート終了を2014年4月に迎え、空前ともいえる買い換え需要が発生したのも、2014年の大きな特徴。さらに、ソニーがPC事業を売却し、VAIO株式会社が設立され、東芝や富士通がPC事業のBtoB分野へのシフトを鮮明に打ち出すなど、PC事業の変革が相次いだ1年でもあった。
そうしたなか、2in1 PCが各社から登場したこと、Windowsタブレットのラインアップが拡大したことなどは、ユーザーの関心を高める動きだったといえるだろう。
では、2015年のWindows搭載PCは、どんな1年になるのだろうか。
○2015年の鍵は「Windows 10」!
最大のトピックは、2015年後半の発売が予定されているWindows 10であるのは間違いない。