2015年1月19日 18:47
ケースレー、自動テストアプリケーションに最適なハイパワーDC電源を発表
ケースレーインスツルメンツは、出力850WのハイパワーなDC電源「2268」シリーズを発表した。
同シリーズは、同社の電源ラインアップで最も大きな電力が得られる電源でありながら、高密度の自動テストシステムの構築においてスペースが節約できる小型・軽量サイズとなっている。具体的には、全6機種がラインナップされており、20V/42Aから150V/5.6Aの機種までまざまな電圧、電流の出力が選択できる。また、大きなシステム構築の場合と同様の機能を備えながら、1Uの高さ、ハーフ・ラックの幅と小型・軽量を実現している。ハーフラックを採用して760W以上を出力できる製品は、同シリーズのみであるという。
さらに、LAN、USB、GPIB、RS-232、RS-485といった5種類のデジタルインタフェースを標準で装備しているため、アプリケーションに最適なインタフェースを選択することができる。しかも、15Vと5Vのアナログ制御出力を備えているため、リレーを制御したり、テストフィクスチャやコンポーネントハンドラとのインタフェースにも使用できる。加えて、テストシステムに機器を追加する必要がない。
アナログ信号で電源出力を制御するようなアプリケーションの場合、絶縁アナログ入力により、存在的なグランドループを最小にすることができる。