2015年1月27日 09:27
ゼロからわかる3Dプリンタ (13) 3Dプリンタの「積層ピッチ」とは
新しい年を迎え本連載も2年目に入りました。大田区3Dプリンタメーカ スマイルリンクの大林万利子です。
年が改まり、当社でも3Dプリンタの出力物を飾りエントランスのディスプレイを刷新しました。ちょっとした小物を飾るだけでも雰囲気が変わります。無料の3Dデータがアップされているサイト(図1)もデータが日々充実してきていますので、試してみてはいかがでしょうか。
○成人式に3Dボディースキャナ(人体スキャン)
当社では人体の3Dデータが取れるボディースキャナの取扱い及びプリントサービス(図2)を始めました。
先日の成人式の日に記念としてフルカラー3Dプリントしたのが図3です。これはハイエンドの3Dプリンタで造形したもので、石膏でできています。
ターンテーブル上で1分間回ることで全身360度のデータを取ることができます。その後パソコン上でデータを重ね合わせるなどの処理をして、3Dプリンタで出力します。これからは写真だけでなく、フルカラーのフィギュアでカタチを残しておくのも楽しいかもしれません。
○「積層ピッチ」と「造形時間」について
さて、今回は沢山のご質問を頂く「積層ピッチ」についてお話しします。