2015年2月27日 07:00
段差もラクラク! - ピジョン「ランフィ」は技術の粋が詰まったベビーカー
ピジョンが1月23日に発売したベビーカー「Runfee(以下、ランフィ)」を初めて押した時、あまりにスイスイと軽やかに走るのでとても驚いた。
ピジョンといえば、哺乳瓶やプレママ向けサプリなどを販売しているメーカー。ベビーカーは5年前から販売を開始している。今回発売されたランフィ(A形・使用月齢生後1カ月~36カ月)は、同社ベビーカーの最上位モデル。最大の特長は、タイヤをはじめとした足まわりにある。
○最大の特長は大径シングルタイヤ
現在販売されている日本メーカーのベビーカーは、ダブルタイヤが主流。一方ランフィは、シングルタイヤを採用している。同社のベビーカーでもシングルタイヤを採用したのは今回が初だ。
そしてタイヤ径は16.5cmと大きい。これについて、ピジョンの開発本部・ベビー大型商品マーケティンググループ・マネージャーの大口将利さんは次のように説明する。
「ピジョンで長年行っているママと赤ちゃんの行動観察研究で、ママがベビーカーに関して困っていることが明らかになりました。実際の利用シーンでは、8割以上のママが段差にストレスを感じています。そこで、道路と歩道の間にあるようなちょっとした段差をラクに乗り越えられるベビーカーの必要性を感じ、今回の商品発売に至りました」。