くらし情報『シキボウ、マンダムとミドル脂臭の消臭加工技術を開発 - 消臭率は90%以上』

2015年3月9日 16:31

シキボウ、マンダムとミドル脂臭の消臭加工技術を開発 - 消臭率は90%以上

シキボウ、マンダムとミドル脂臭の消臭加工技術を開発 - 消臭率は90%以上
シキボウはこのほど、マンダムとの共同取組により、30~40歳代のミドル男性における不快なニオイ(ミドル脂臭)の原因成分である「ジアセチル」に対して効果のある消臭加工技術「スーパーアニエールM」を開発したことを明らかにした。

「ミドル脂臭」とは、以前から知られている加齢臭とは全く異なる臭いで、30~40代のミドル男性の頭部や首の後ろなどから発生する、アブラっぽい不快な臭いを指す。マンダムは2013年、その臭いの原因成分が「ジアセチル」であることを突き止めた。その対策商品も2014年2月に発売している。

シキボウでは、これまでも「アニエール」などの消臭加工繊維を開発してきた。今回、マンダム技術開発センターとの共同取り組みにより、ミドル脂臭の原因成分「ジアセチル」に対する消臭加工技術を開発。今まで培った加工技術から数百通りの加工方法を検討した結果、ジアセチルに対して消臭率90%以上の効果を発揮しつつ、一般的な使用に耐えうる消臭加工を確立した。

今後は消臭加工繊維製品の販売を通じて、ミドル男性の積極的な体臭エチケット行動を推進していく。
同加工を施した商品は、2016年春夏物からの販売を目指す。

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