2020年10月29日 19:19
井頭愛海、鬼の難役で流した涙と心の支え「気持ちがあふれ出た」
2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞した少女も、今では成人を目前に控えた19歳。映画『おしん』(12)で華々しく女優デビューを飾り、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16~17)出演と大役を射止めて来た井頭愛海にとって、演じることは常に不安との闘いでもあった。
16日から公開中の初主演映画『鬼ガール!!』では、鬼の末裔という難役に挑んだ。地元・大阪での撮影、そして家族や共演者に支えられながらのクライマックスシーンでは、号泣してしまったという井頭。彼女が心の中に抱えていたある思いとは。
○■一人でずっと悩んでいた
――本作に臨むにあたって、「緊張と不安」があったそうですね。
地元にゆかりのある作品で、いつも以上に気合いが入りました。一人でも多くの人にたくさん見てもらいたいという気持ちと、ちゃんと表現できるのか不安もあったんですけど、ご一緒したのが同年代の方々だったので、みなさんに支えられながら撮影することができました。
「私が主演!」というよりも、周りの方に頼らせて頂いたというか。最初は気を張っていた部分もありましたが、現場に入るとみんなクラスメイトみたいな雰囲気でした。