くらし情報『東京都・駒場で柳宗悦の蒐集した「愛らしさ」を感じる民藝品の展示』

2015年4月6日 09:16

東京都・駒場で柳宗悦の蒐集した「愛らしさ」を感じる民藝品の展示

東京都・駒場で柳宗悦の蒐集した「愛らしさ」を感じる民藝品の展示
東京都・駒場の日本民藝館は、思想家・柳宗悦の蒐集した民藝品の中から、「愛らしさ」を感じる品々を展示した「愛される民藝のかたち -館長 深澤直人がえらぶ」を開催している。会期は6月21日まで(月曜休館、但し祝日の場合は開館し翌日休館)。開館時間は10:00~17:00。入場料は大人1,100円、高大生600円、小中生200円。

同展は、日本民藝館の収蔵する、1万7,000点あまりの柳宗悦による蒐集品の中から、顕著に「愛らしさ」が滲み出す150点あまりの品を展示するもの。柳宗悦の蒐集品を眺めていると感じられる、人を拒絶しない愛くるしさ、「かわいさ」に焦点を当てた展示となっている。一見軽率な意味に聞こえる「かわいい」であるが、柳氏の説く「平和思想」や「愛」とも密接に関係している言葉だという。

同展の開催に際し、日本民藝館五代目館長の深澤直人は次のように語っている。
「蒐集品を眺めていると人を拒絶しない愛くるしさが滲みでてくるのがわかります。ゆるい、素朴、飾らない、研ぎ澄まされない、暖かい、そして愛くるしい。これらは雅で荘厳な美とは異なります。Cool/かっこいい、に対して、Warm/暖かい、なのです。

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